感想

率直に思った事は、上記の通り。「ディープインパクトは強い!」と言う印象よりも、ファンに愛されてる馬だと言う事かも。それが後押しとなって強さに変わったんじゃないかと。ファンに愛される馬と言うのは、強さよりも大事なステータスである。かのサイレンススズカが代表的な例であろう。四歳(当時)の頃はパッとしなかったが、五歳になって本格化したあの強さ。誰もが快速ぶりに惚れこんだのじゃないだろうか?


サイレンススズカだけじゃない。「皇帝」の子のトウカイテイオーもだ。三度の故障に見舞われてもその度に復活した。「誰でも出来るんじゃない?」と言われて出来るものじゃない。他ではオグリキャップ・ホクトべガ・・・しかしGⅠ馬だけじゃない。条件馬や未勝利馬・・・ファンの目に焼き付いた馬こそ、その人のベストホースなのである。


ディープインパクトは、競馬場での大観衆の中だけじゃなくブラウン管を通してその瞳に映った人達にとって、名馬と映ったのだろうか・・・?


本当に大事なのは、どの馬も愛する事なのだろう・・・と言う結論に辿り付いたんですけどね。ディープインパクトが三冠を達成出来なくても、名馬は名馬と言う事で。あー、オチが中途半端。


次回は、「菊花賞、その後編」を。次で最後にさせたい。