第２部（昼食〜悶絶ビリヤード）
メイド喫茶で食事をしなかった我々は、ジリ君の勧めるうどん屋に向かう。そこは関西の芸人達が結構集まる店らしく、店内はサインだらけ。へー、凄いねー・・・と見回してる内に面白い事に気付く。ジリ君と僕の真後ろに今話題のレイザーラモン（住谷だけか）のサインが！！しかも写真付き！しかもＨＧの素顔！ＨＧの相方、初めて見た！
うどんを食す。あっ・・・コシがあって美味い。ＨＧの腰使いと関係無いけど美味い。ジリ君に『そこの胡麻入れたら？』と勧めて「あれ？出ないぞ」と焦ってたけど、そっちは逆向き。
昼食を終えて、どないしよ？と言う事でボウリングかビリヤードをしようと言う話しになり、道頓堀近辺を歩く。しかし中々無い・・・が、偶然にも「ビリヤード」の看板を目撃。我ながら目ざとい。どうやらネット喫茶や漫喫みたいな所で上のフロアはビリヤード・ダーツ・卓球が出来るっぽい。こんな時にまたしても身分証明書ねぇんだよなぁ・・・。まあ、ＯＫだったんすけど。
ビリヤード経験者は、一応全員。しかし誰もが「やった事ある程度」レベル。僕は先月だかに彼女（と友人達）とやったので感覚は掴めてるかも。ふふふ・・・勝利はもらったぜ・・・と思うが、我々が普通のビリヤードをする訳無い。
ジュース飲み放題のドリンクバーが傍にあるのですが・・・はい、察しの良い人はお分かりになったでしょうか？
◆第１回、ますざぶ関西会・悶絶！ビリヤード大会〜〜〜〜！！◆
さあ、やって参りました！記念すべき関西ますざぶオフ会。去年、それっぽいのやったけど競馬もますざぶも全く関係無いビリヤード大会なのですが、ここでルールを説明しましょう。
★ファウルの累計が３になると罰ゲーム。
（白玉に当たらない・規定の玉に当てない）
★白玉を穴に入れてしまうと罰ゲーム。
★勝者は何も貰えない。
■罰ゲームは、２・３種＋αのジュースがブレンドされたオリジナルジュースを飲まされる。
最初は、誰もが軽くやりましょうって感じだった・・・が、いつしかビリヤードに勝つよりも、如何にして罰ゲームを与えさせるかと言う策略合戦が始まる・・・。
最初の犠牲者・・・俊哉（俺）。王子とジリ君が嬉しそうな顔でブレンドしてる。そして出された紙コップは緑色の泡が眩しいドリンク。抹茶オレ混ぜただろ？なあ？・・・そして・・・
『ごっつ甘っっっ！！』
甘すぎです。最初の犠牲者となった私は、『絶対、こいつらにリベンジしてやる！』と闘志を燃やすが・・・２人目の犠牲者はまた俺（汗）次は何を飲まされるのだろうか・・・。
『でら酸っぱッッッ！！！』
何故か名古屋弁が飛び出る程に、凄まじく酸味のある飲料に。お前等！何を混ぜた！？（汗）アクエリアスレモンか！？（※フェイントでレモンシロップでした。小賢しい連中です）
くっ・・・ポジション的に美味しいけど、ジュースは美味しく無い。早くも胃にダメージが・・・くはぁ〜〜〜・・・超甘いのの次は超酸っぱいもんだからぁぁぁ・・・。
その後、ジリ君と王子も罰ゲームを浴びる。特に王子の悪魔の調合術は、ジリ君と僕を相当苦しめさせた。一番効いたのは、ガムシロップにレモンとミルクを入れただけの奴。ジ・・・ジリ君！？どうしたの！？お腹を抱え込んで！・・・あーっ！！
※しばらくお待ち下さい。
床を少し汚したけど、問題なかろう。ワハハ、楽しいね！とか笑っていたら白玉をポケットしてしまい罰ゲーム。もう舌がおかしくなって来たから、そんな簡単には効かないだろうさ！
『オエッ！激マズッッッ！！！』
王子の極悪非道調合の炭酸水多めの中国茶。炭酸水を使うと言う暴挙に出るとは許さん！・・・その後、炭酸水をブレンドした悪魔のジュースがブーム（？）に。コーラとコーヒーを混ぜたブレンドを王子に飲ませる。
王子「あれ？結構いけますよ・・・・・・・って後味・苦っ！マズッ！！」
えー・・・一応、店の人ごめんなさい。そして飲料水で遊んでごめんなさい。プッ・・・ククク。
勝負は、序盤、ジリ君と王子が勝っていたが、後半に僕が２勝して猛追。王子１勝で、ジリ君と僕が２勝状態。そして、最終戦・・・ついに雌雄を決する時が来た。それも絶好のチャンス。残るは９ボールのみ。それも落とせる場所。これはナイスなお膳立て状態。ありがとうよ、王子。これで、僕の単独Ｖが確定だぜ・・・ふふふ。
そして、神様は俊哉とジリ脚王冠の二人に光臨した。
ショット！よーし、これで俺の勝ち・・・（ガコッ・・・ガコンッ！）
９ボールに当たるが穴の手前でギリギリ落ちず。そして手玉は反対側の穴へシュートイン。
『ノーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！』
笑いの神様が俊哉に光臨し、勝利の神様がジリ脚王冠に光臨した瞬間だった・・・。その後、前者はスペシャルドリンクと言う苦汁を飲まされて、ジリ君は勝利の美酒（アルコール無いけど）に酔いしれるのだった・・・。
あんな漫画みたいな展開ありえない・・・。（つづく）
