第一話

※この時の監督である車雷流氏が監督を回避しており、その弟と思われるゴリ・ラーマン氏が就任したがやっぱ回避する事態になっていて、Ⅱ度寝さんが急遽就任になった時の話しですな。

駐日軍は、劣勢の敗戦濃厚だった。しかし、勝利を信じて闘い続ける諸氏が当軍には揃っていた。駐日軍の総大将は、お家騒動が度々勃発しており、最近になって当主が決まった。若き御大将・Ⅱ度寝。しかし、お家騒動の最中だったり戦力もままならぬまま、戦争に巻き込まれていた。全国に名高い将・永遠(永遠プロムナード氏)、「信濃の虎」こと遊心(遊び心氏)率いる耐用軍に国を脅かされていた・・・。

『大変です!安心軍が攻めて参りました!』

伝令が即座に知らせて来た。物見櫓の兵は軍備を整えよと号令を発する。戦の準備は整っていたが、Ⅱ度寝は初めての戦で緊張しており思う通りに采配を振えない。しかし、駐日軍を背負う役目を担う以上は味方を鼓舞するしか術は無い。

Ⅱ度寝は軍配を振った・・・が、惜しくも敗れた。側近の老臣が素早く若き大将に進言する。

「若、一度本国で軍備を整えましょう。今回の戦は惜しゅう御座いました、次は勝てそうです。」
老臣の名は『俊哉』。今回の戦は発熱により後詰に回っていたのだ。
※この時、高熱で寝こんでいて葉書を3・4枚しか送れなかったので予め監督にメールでメンバー外して下さいと連絡した。

「猛将・車雷流殿を始めとした琵琶殿、大徳大和殿、眠虎(眠れる虎氏)殿方々はよくやって下さりました。肝心な時に某が出れず申し訳御座いません・・・。」
『いや、拙者こそすまぬ。今回は大将である余の責任じゃ』
「いえいえ、それよりも若!ここは諸氏に任せて御逃げ下さいませ。殿軍は某が引き受けます故に。」
『何を言う?貴公はまだ病み上がりじゃ。無理をするでない!』
「いえ、任せて下され。誰か殿を馬にお乗せしろ!」

Ⅱ度寝は小姓によって馬に乗せられる。老臣・俊哉は味方の撤退を確認すると一歩前に出る。

『俊哉・・・死ぬで無いぞ!』
「なんの・・・Ⅱ度寝御大将の為なら、この命惜しくもありませぬ!それに、まだ遣り残してる事が山積みですしな。若と添い遂げるまでは・・・(ポッ)」
『・・・・・・俊哉(ポッ)』
「若・・・」

そして愛の逃避行。戦場は火の海、愛の海。舞の海は引退。にどね監督に忠誠を誓う男は、勝利の為で無く未来ある若者の為に忠義を捧げた。操も捧げちゃおうかしら。
※「・・・こんなオチはダメだろ、俺。ともかく頑張って下さい、監督。そして頑張りましょう、駐日の皆様方!」と後で書いてます様に、これ急遽、電車に乗ってて浮かんだネタなんで勢い任せで書いてました。で、Ⅱ度寝となってますけどこの時「にどね切ない」と言うPNでしたね。あと、熱で回避した僕が2p取れてたんですよね。監督0p。