序章

ぜいたく王子(以下、王子)は当日の2日前に場所取りをするとの事。その翌日にジリ脚王冠(以下、ジリ)と何故かBIWA・H(以下、ビワ)も援軍として参戦。


前日に王子から『場所は何処が良い?』と言う℡を貰う。確かにこれは重要な話しだ。何故ならば天候が悪いかもしれないと言う情報が入ってるからである。つまり・・・


◆雨を防止する為、天井のある所が良さそう。
売店やトイレが近い所がいいかもしれない。
◆立ち見だと他の遠路からの参加者にとっては辛いかもしれない。
(近くで見れるけど体力的に辛いと言うリスク)


・・・と、言う作戦が浮かぶ。この作戦を王子達に知らせて僕は℡を切って、再びドラクエ7をプレイするのであった・・・。


当日・・・目覚まし時計が鳴ったのは朝の6時半前。眠いし寒い。昨日は本当に寒かったので場所取り組が心配である。えーと・・・今日のメンバーは、王子達とロロと房一俺さん、んでⅡ度寝君・・・にどね・・・(30分後)


『俺が二度寝して、どうするよ!?』と、セルフ突っ込みして目覚める。深い眠りに入ったら、大遅刻は免れない。「遅刻の王子」の異名を持つぜいたく王子が今回は頑張ってると言うのに、俺が一番遅れたらシャレにならない。

まずは着替えて他のレースの競馬予想をする。携帯を見ると王子から℡があった模様。かけるけど出ない。どないやねん!と思い、朝食。準備は整った。携帯のバッテリーが不安視されてると噂されてたけど、問題ない!今、ここでアンビリカルケーブルをカット!さあ、出発だ!


・・・と、思った矢先に王子から℡。出れた!「20席確保完了」と言う嬉しい報告を聞く。よくやった!と褒めつつ5分程で切る・・・が、再びかかってくる。今度は入場券を二枚買って下さいとの事。OK!お安い御用だ!と一分で切る。さあ、今度こそ出発だと携帯を見ると・・・


イエローゲージ。


・・・・・・はぁ!?さっきまで充電してたんですよ?んで、王子との電話を二回しただけですよ?なんで?前日のHPの日記で「僕の携帯はバッテリーが直ぐ減る」とか書いたんですけど、正に今がそれですよ!三年近くも使ってるけど不良品なのか?それとも「遅刻の王子」の呪い?


結局、再び充電開始。暇だったのでGⅠジョッキー3をやるしか無いじゃないか。充電完了して直ぐに家を出て最寄り駅へ。駅に到着し電車を待ってると電話が鳴る。Ⅱ度寝君(以下、ドネちゃん)からだ。「おはようございます」から挨拶してくるので好感度高い。元々、ネットで古い付き合いの御仁なので、既に好きじゃなくて愛にも似た感情を抱いてます。彼女とどっちが好きか?と聞かれると、それ以前にドネちゃんから「工藤里沙」とか「ベッキー」と答えられそうなので、その縁談は無かった事で。


んで、京都に到着したって事なので、これはまずい。僕はまだ地元である。慌てて電車に乗って車掌を『飛ばせ!』と各駅停車なのに脅して阪急水無瀬駅に到着するとダッシュで直通バスに乗る。これもギリギリでした。走らなかったら多分やばかったです。


バスの中は男だらけのすし詰め状態。隣の青年の笑い方が「ンッフッフ〜」って感じでイラッと来る。なんかキモイです。到着、5分前くらいに再びドネちゃんから℡。到着したそうだ。『あと少しで付くからそこを動くなよ!』と脅して待たせたら、ドネちゃんは股間を膨らせたまま直立不動をしてました。言われた通りにしてたので感心。


つーか、西馬込の怪童(現・勃起)って人と同じくらいの男前。もっと小さくて丸いたぬきみたいな動物をイメージしてたけど、全然違うし。騙された!と落ち込んでると、したり顔で励まされてから、王子・ジリ・ビワと合流する事に。


王子に電話すると出ない。あんなけかけてきておいてかけたら出ないのかよっ!と思いつつジリ君に電話。即出た。早っ!ワン切り電話もビックリの速度である。ようやく、三人と合流。既に紅一点の安田ろろ(以下、安田さん)さんも来てた模様。


確保場所に関しては、正に絶好のポジションと賞賛される程の位置。ゴール前だし。王子も「見事な判断でしたね」と言わしめる程。シャアに「やるな?ブライト」と言わしめるくらいの価値はあったと思う。


しかし、まだ朝の9時ちょいですよ。なのに、この人数は何ですか?と。それにしても序章で既に長いですね。次回は、「菊花賞が始まるまで編」か「菊花賞が終わるまで編」を予定。