今年の競馬を振り返る。

既にこう言う事を書く人って、たくさん居そうですよね。って既にグロさんに先越されましたけど。


GⅠレースって24(障害含む)あったんですね・・・。今、やっと認識しました。こんなにGⅠがあっても売り上げが上がるってもんでも無かろうに。GⅠが増えるのは別にどうでも良いんですけど、レースの距離短縮は正直、あまり好ましくないと思いました。まあ、「GⅠジョッキー」とかやる側としては、長距離レースって時間食うので乗りたくないんですけどね。


有馬終了時に、親父が「今年は、ディープに始まりディープに終わったか・・・」と呟いたんですけど、日本の競馬としては、そんな感じでしたね。あんまディープばっかり(一頭の馬に)騒ぐのって嫌なんですけどね。ハルウララもひっそりと引退してたけど、こちらはあんま騒がれませんでしたしね・・・。マスコミって持ち上げるのは上手いけど、その後が下手ですよね。最後まで面倒見てやれよって。


ディープ以外の馬を挙げるなら、メイショウサムソンかなぁ。小倉デビューの馬だったし、皐月賞を勝つまでは地味っぽい成績で堅実なイメージがあったけど、もう一頭堅実ホースが居たんですよね。それがドリームパスポート。ついでに菊花賞馬のソングオブウインドも堅実でしたけど、堅実な成績の馬ばかり目立ちましたな。しかしメイショウサムソンには、石橋守騎手と言うベテランジョッキーの力もあって光るものを感じさせられます。ダービーを勝った時の石橋騎手の顔が何とも晴れやかだったか。


牝馬路線に目を向けると、まず、キストゥへヴンが桜花賞を勝ちました。この時の追い切りがキャンターで『おいおい、こんな追い切り見せられて参考にならんやろ!』って思って切ったら、来るんだもんなぁ。その日以来、有力馬の追い切り映像は見なくなりました・・・。そして、オークス。初めて東京競馬場に行ったと言う事もあって、楽しかったです。馬券の方はマイナスでしたけど。その後の秋華賞カワカミプリンセスが休養明けながら勝利し、強い競馬を見させられました。エリ女では残念ながら降着となってしまったけど、降着じゃなくてもカワカミプリンセスの走りは、ディープ以上に痺れたかもしれません。


ダート路線は、何かカネヒキリとかユートピアよりも、シーキングザダイヤって感じがします。いつの日か銀メダリストが金メダリストになる日を待ってます。あと、園田競馬にも行ったのもこの年でしたけど、それに関しては触れないでやって下さい。もう、彼女と別れた身なので。


障害は、「うまライダー」の時に便乗させるとして(ぉぃ)、短距離路線では、ダンスインザムードダイワメジャーが春と秋に沸かせた気がします。特に前者は北村騎手の初GⅠ制覇と、その後海外レースで勝利したりと、久し振りにダンムーの復活を見た気がします。そして、後者はマイル路線だけでなく秋天で久し振りにGⅠを勝ち、有馬でも3着と言う結果を残し、強さを健在させましたね。珍名馬としてはオレハマッテルゼが高松宮記念を勝利してましたけど、その前年くらいから「この馬、割と堅実だなー」って思って応援してたので、GⅠ勝ちは嬉しかったです。


こうして振り返ると、「堅実」と言う馬に僕は弱いのかもしれません。


「俺的に良い馬を発掘」としては、昨年の話になるけどイースターかな(その前年がシックスセンスペールギュント)今年はハロースピードタガノサイクロンでしょうかねぇ。来年も頑張ってくれますように。ただ、どっちも競馬場であまりお目にかかれないのが残念です。ペールギュント金杯に出そうなら見ておきたいですけどね。そう言えば、意外と京都金杯勝ちの馬って好きな気がする。ダイタクリーヴァ・サイドワインダー・キョウエイマーチハットトリックとか。